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レブ郎が自由に書くブログです。

読書感想文 ②

今回呼んだのは、

【バスケセンスが身につく88の発想】

という本。

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最近発売されたものです。

 

サブタイトルが【レブロン、カリー、ハーデンは知っている】

となっており、NBAファンとしては読んでみたくなる1冊だったので、迷わず新刊で購入。

 

特徴

1つ1つの項目の文章が端的で短め、なので読んでて分からなくなるということがほとんど無い。

88個のそれぞれ異なるテーマでの項目が見開きページ毎に存在し、NBAからBリーグや海外リーグ、さらには五輪での場面など、実際にあった場面を切り取り、選手のその場での判断を解説したり、チームとしての選手の活かし方だったり、細かなスキルの解説をしてみたり。

 

1つ、少し残念なのがピック&ロールに対する解説などをしている際、作戦ボード的なイラストが少し欲しかった。NBAからの切り取り場面なら、まだNBAファンなだけに選手の名前が分かるので、頭の中でボードを使って選手を動かして想像出来る。だが、ユーロリーグの選手の名前だとかが出てくると、『ん、この〇〇というのはユーザーだっけ、スクリーナー?ん??』となり、と単純に名前とその場面での役割が分からなくなる。

もう1つ、残念なのが各項目における文章構成が少し同じ過ぎる点。

ほとんどの項目において冒頭が『〇〇を練習中に禁止するチームをよく見かける。本当にその〇〇は禁止すべきなのだろうか』というスタイルの問題提起。

そして『NBAでのある一戦、△△がディフェンスの状況を見て咄嗟の判断で〇〇をした』『普段から使用するものではないが、時には〇〇も必要となる場合がある』という形で終わる。

 

この構成が悪いものでは無いと思うのだが、同じ形が88項目の内60くらいかそれ以上はあったと思う。読者に文章展開を容易に予想されてしまうのは良いのか悪いのか。小説のような物語形式では無いので、悪いわけでは無いかもしれないが、読み手としてはもう少し興味を惹かれる文章であってほしい気もした。

 

感想

著者がメインターゲットをどう絞ったのかは不明確だが、指導者の方にはオススメ出来る気はする。

というのも、この本が問題提起として高頻度で出てくるのが『学生バスケ指導者の指導方法』に対するものだからだ。

『特定のスキル向上に重きを置いた結果 他のスキルの成長を妨げる』『選手の自由な発想を妨げる』というものが大半で、言いたいことが僕もかなり分かる。何故ならその提起された問題そのものに学生時代にぶつかってきたから。

 

もちろん現役選手が読んでも、楽しめる本だと思う。よくあるトレーニング本なんかには無い"少しセオリーから外れた発想力"をこの本からは得ることが出来るだろうし、そういったものも時に必要だと僕は思う。

 

選手はもちろん、指導者の人達にも是非読んでみてほしいと思う。練習の構築なんかに少しは影響を与えてくれるような本であることは間違いない。