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レブ郎が自由に書くブログです。

LeBron、プレーオフに届かず

なんとなく、引退までその時は来ないような気がしていた。

プレーオフにLeBronの姿が無い、現役最強と呼ばれ、

"KING"と呼ばれ続けた彼の姿が。

もちろん、LeBronが居ればプレーオフは確実だと思っていたわけではない。

だが、まだLALへの移籍話が無かった頃は今後も優勝を狙い続けるような気がしていたし、正直LALの移籍も当初は少しガッカリしていた。『もう優勝が最優先じゃなくなったのか』と。

それでも、将来有望な若手達の居るLALなら、大黒柱となってプレーオフへ導いてくれるだろうと、適当にそんな予想をしていた。

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今回はレブ郎の視点から、今季を振り返ると共にこの先のことも少し書こうと思う。

 

1.レブ郎の視点

ここを知っておいて頂かないと、読者が分かりにくくなると思うので...

今季に関して言えばRSのLALの試合はリアタイは20試合程度です。ハイライトすら見てない試合が多分40試合はあります。大まかに区別すると、開幕から2ヶ月くらいはタイミングさえあればリアタイしてましたが、以降はしばらく離れ、オールスター明けくらいから再び何試合かリアタイした、と言った感じです。

観戦熱が冷めた理由は大きく2つ、1つは『優勝戦線から離れた』こと。私はMIA移籍時から本格的にNBAを見始めたので毎年ファイナルまで見てました。今季はファイナルへ行くと思ってなかったし、そもそも興味が少し薄かった。2つ目は個人的な事なんですが副業をやり始めたから。単に観る時間を確保出来ないという感じです。

 

それらも踏まえた上でお読み下さい(-ω-)

 

 

2.LeBronという存在

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なんと表現すればいいのだろう、LeBronが新たなチームに加入するということは『チームのシステムそのものがLeBronに掌握される』といった感じだと私は思う。

これはMIA時代にはまだ極端に目立つことは無かったが、第2CLE時代は特に感じたものである。

単純な説明になるが、アービングはここに嫌気がさして移籍を申し出たような形になった。

ルーHCはしっかりとLeBronに頼り切った戦術を用いて、POでフルパワーで動いてもらうべくRSで調整したり、POではLeBronの体力回復の為に2連続タイムアウトを使ってPTを存分に引き出したりと、ある部分においてコーチングを放棄していたようにも思える。ルーHCが有能なのか無能なのかは一部分しか知らないファンからすると不明確だが、ファイナルへ導き続けたのはLeBronだけのおかげではないだろうし、HCというチームに大きな影響を与える立場にいながら優勝も経験した彼が本当にただの無能だとは私には思えなかった。むしろ、コーチとしてはそんなに優秀では無かったとしてもLeBronに適した人物の1人であったことは間違いないはずだ。

IQに関しても歴代最高クラスと言われ、スキルもオールラウンドであり、なおかつチームリーダーとしての評価もかなり高い。確かに普通に1人のNBA選手としてコーチングするには、あまりにも一般的な選手の枠を超えた存在だと思う。

さらに、近年の明らかにDFで省エネモードになるLeBronを上手く使いこなすのは、試合展開という意味合いでも難しいように思える。

今思うとなんだかんだで安定したPO出場を果たし、LeBronを軸に勝ち続けたCLEでの4年間の間にコーチを務めたブラッドやルーは最適な人材だったのかもしれない。

 

3.チーム構成

MIA時代は3KINGSとして始まり、どうすれば上手くチームとして機能するのか不明確なままPOに突入。POで突然チーム全体の動きが良くなりファイナル進出。

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以降は振り切ったウェイドとLeBronのドライブを軸にしたオフェンスにシューターを取り揃え、スモールラインナップと手堅いチームDFを武器に戦った。この頃は最優秀守備選手賞の候補に名が挙がるほど、LeBronの守備は鉄壁で、今では考えられないが、強力なヘルプディフェンダーとしてチームを支えていた。

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CLE時代は強力な単独攻撃を武器とするアービングと共に、守備よりも火力をメインにハイスコアリングな戦いを軸にした戦術を確立し始めた。この頃からあからさまに守備を放棄する場面や、自分の非までも何故かチームメイトを責める場面が見られるようになった。

だがそれでも最高級選手であることに異論は無く、リーダーとして未熟なアービングと、エースではなくなり慣れない立ち位置に苦労するラブをファイナルへ引き連れた。

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1-3からの逆転優勝へ導いたあの時のLeBronは、初優勝を果たしたあのMIAの時よりも、遥かに勝利への執着心を感じたし、故郷に対する強い思いを画面越しでも十分伝わるシーズンだった。

そしてGSWからリベンジを果たされた1年を挟み、第2CLE時代の最終年に入った。アービングの移籍志願に始まり、チームは崩壊の道へと進んだ。獲得したベテラン有能選手達はほとんどがシーズン半ばにしてトレード。ナンスjrやクラークソンなど成長著しいメンバーを加えたとはいえ、PO経験が浅いもしくは未経験な選手ばかりで、ファイナル進出記録は途絶えるかに思われた。だがそれでも、RSからさらに1段も2段も上のレベルでゲームを支配し、ファイナルへ導いた。

このCLEの4年間の周りのメンバーを見ると分かりやすいのが、本来ならボールハンドラーの役割を担うことが多いガードにプレイメイカーが少ないという点だ。どちらかと言えばプレイメイキングよりもフィニッシャータイプのガードが主軸で、アービングやクラークソンなんかが良い例だろう。

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彼らはLeBronの負担を減らす役割を大きく担っており、LeBron不在の時間帯のオフェンスの軸となり、同時にコートに立つ場合も、LeBronが相手にとって最も警戒すべき存在としている以上、アービング級の選手ですらマークが少し緩和されていた。

3番手に元エースのラブが控えていたのも大きく、MIA時代のボッシュもそうだったが、第1Qでボールを預けられる場面が多く、試合序盤を流すことの多いLeBronにとって、エース級の選手に序盤を任せられるのも大きな助けになっていただろう。

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さらにCLE時代もMIA時代と同じく、シューターをしっかり取り揃えていた。中でもコーバーやJRスミスのようなキャッチ&シュートを得意とする選手は、LeBronのドライブの効率を大きく高め、同時にLeBronのコートビジョンの広さを存分に引き出した。この単純ながら強力なオフェンスの構成はそういった選手を取り揃えてこそである。またLeBronの場合は『この場面でシューターはここで待つべき』という理論からパスを出すことが多く、オフボールでの動きが非常に重要となる。これらLeBronを主軸とした一連の戦術は、8年間を通して共通のポイントと言えるだろう。

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そして問題はここから。

LALではどうだったのか、だ。

まず最初に、マジック・ジョンソンがGSWを倒す為の手段として、複数のボールハンドラーを擁することによる波状攻撃を目論んでいたことだ。僕も初めて聞いた時は面白そうだと思ったそしてメンバーが固まっていき、ハンドラーとしてはロンゾ・LeBron・ロンドがおり、これだけでもハンドラー過多と言える。ここで多くのファンが予想したのは、LeBronを起点とした戦術ではなく、むしろLeBronを周りの選手が使いこなすようなスタイルになるのでは?という意見。ポストスキルも一流、カッターとしてもかなりの警戒を必要とするだろうし、アウトサイドシュートも近年確率を上げていただけに、的を絞らせないオフェンス展開を作り上げるのでは?と期待を寄せた。

だが蓋を開けてみれば、シーズン序盤こそLeBronが若手達にボールを託す場面がよく見られたものの、誰の意思で変化が生まれたのか、LeBronがボールを支配するパターンが多々見られるようになった。そしてここで1つ問題が起きたのがアウトサイドシュートの精度の低さ。

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PO争い離脱が決まった現時点でのチーム全体の1試合平均3P%はリーグ29位と最低クラス。余談だが開幕前から不安視されていたFTでも同じくリーグ29位と散々。

生粋のシューターというタイプがおらず、さらにシュートを打つまでのオフェンスの流れも良くない形が多く、これでは確率が低いのも当然と言える。

また守備におけるコミュニケーション不足が目立つ場面が多く、その点に関してはフロント陣の指導の問題なのか選手の問題なのか私が断定出来るものでは無いが、これでは1人1人のDF意識が仮に高かったとしても、綻びが生まれるのは無理も無い。

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今季に関して言えば、怪我による離脱がチーム全体で多く、特にロンゾに関してはかなり出場数が少ない。これらの運的要素もマイナス作用をもたらしていることは事実ではあるが、それ差し引いても有り余るくらい、チームとしての熟成には失敗しているように私は思う。

来季に期待を持てるような要素がほとんど無かったのだから。

 

 

最後に。

今夏のオフの動き方次第なのでまだ何とも言えないが、若手達を育てる方向を続けるのか、スター獲得による優勝争いへの早期参戦を目論むのか、どちらが賢明なのかはハッキリ言って私からすれば明確だ。

LeBronがいくら衰えにくい選手であろうとも、このまま若手が育つのを待つ間LeBronを優勝争いから遠く離れた位置で燻らせるような事をしては、球団のイメージ低下は免れないのだから。

NBAを代表する名門であるLAKERSには、是非LeBronと共にもう一度王座に就いてほしい。

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