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レブ郎が自由に書くブログです。

2003 NBA Draft

2003年6月26日 PM7:30

マディソンスクエアガーデンには夢の舞台に立つ機会を得た若者達が集まっていた。

今のNBAの顔ぶれと照らし合わせても錚々たるメンバーが集まっている03年ドラフト。

今回はその03年ドラフト組の中から私が独断と偏見でピックアップした選手達を指名順に紹介していこう。

 

1. LeBron James

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高卒でNBA入りして以降、進化し続ける現役最強のバスケットボールプレイヤー。

これ以上は不要だと思うので、紹介文は省略。

 

 

2.Darko Milicic

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最近NBAファンとなった方はご存知無いかもしれない。ある意味有名である意味マイナーな選手だからである。

ミリチッチは03年ドラフトでレブロンの次、つまり2位で指名されDETに入団。その年、1年目にして優勝を経験している選手である。

が、この優勝はミリチッチの貢献によるものではない。当時のDETは既にリーグ屈指の強豪で、前年ではカンファレンス決勝まで駒を進めている。好成績ながらトレードで高順位の指名権を獲得し、ミリチッチを2位指名したのだ。2位指名されたものの、層の厚いDETでは即戦力とする必要は無く、出場機会はほとんど与えられなかった。

その影響もあり当時の愛称は『The Human Victory Cigar』。

訳すと『彼が出場する時には観客は勝利のタバコを吸っている』。

つまりガベッジタイムでしか出られなかったのだ。

その事もあってか、1年目で優勝した際にラシード・ウォーレスの案でチーム関係者全員に配られたチャンピオンベルトをミリチッチは「自分は何も貢献していない」と返上している。

その後、DET→ORL→MENと移籍を続け、

2012年にはMENからNYK→MIN→BOSと移籍を繰り返した後にBOSから解雇。ここで彼のNBAキャリアは幕を閉じる。

そして約2年後、突然ミリチッチの名が話題になる。

母国のセルビアでプロのキックボクサーとして第2のキャリアを歩み始めたのだ。

 その約2年後、結局キックボクサーを引退して、土地を買って農家としてフルーツなどの栽培を行い始め現在に至る。

 

結局NBAでのキャリアは、

平均6点 4.2リバウンド と何とも2位指名にしては寂しいスタッツで終えてしまった。

ドラフト前には「ウィルト・チェンバレン並のスキルを持っている」と称されたミリチッチだったが、DETに指名されたのが彼にとっては不運だったのかもしれない。

 

3.Carmelo Anthony

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今では低迷しているNYKでポルジンギスと共に奮闘しているメロだが、03年組屈指のスコアラーであり、全盛期の破壊力はリーグトップクラスだった。

デビュー6試合目に30得点(当時 史上2番目に若い30点を記録した選手だった)、史上4人目となる月間新人賞の独占(ちなみにイーストではレブロンが独占)、週間MVPにも2度選出されるなど1年目から大活躍。平均得点はルーキー1位の21.0点を記録し、チーム成績も前年の17勝から43勝まで引き上げ、9年ぶりにPO進出。新人王こそ僅差でレブロンに譲ったものの『メロの方が相応しい』という声は少なくなかった。

1on1のスキルに関しては特に評価が高く、中でもジャブステップからのジャンプシュートはかなり高速な上にブレが無く、止めることは非常に困難である。

 

4.Chris Bosh

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MIA時代しか知らない方には衝撃的な写真かもしれませんが、TOR時代はチームの中心としてドレッドヘアでチームを引っ張っていたんですよ...(・ω・)

 

指名された当時のTORはあのヴィンス・カーターが所属していたものの、カーター自身がエースでありながらトレードを希望するほどチーム状況は悪く、ボッシュにかかる期待は大きかった。チームの都合上1年目は本来のPFではなくCとしてプレイし、平均11.5点 7.4リバウンドを記録。以降カーターが去ったチームを引っ張り続けるもチームは伸び悩み、MIAへ移籍している。

MIA加入以降はレブロンとウェイドの影に隠れていたが、2人が欠場した試合では30点を記録するなど、個人能力もかなり高い。またMIA時代のPOに故障でボッシュが離脱した際にはチームも急激にリズムが悪くなりオフェンスが停滞する場面が増えるなど、スタッツだけではない貢献度の高さを証明している。

ちなみにオールスター投票前にはファンに向けて自身に投票するように呼び掛ける動画をアップするなど、ユーモアセンスもある。

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5.Dwyane Wade

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"Flash"の名で知られる03年組屈指のスーパースター。指名されたMIAで大黒柱として長く活躍していたものの、契約交渉の問題で現在は地元であるCHIに在籍している。

SGながら192cmとやや低めだが、SGとは思えない強靭な体と変幻自在なクロスオーバーでゴールにアタックすることを得意とし、アウトサイドが苦手でありながら06年ファイナルでは平均34.6点を記録している。昔から膝に爆弾を抱えており、一般的な選手よりも選手生命は短いと言われている。

ちなみに有名な話だが、自分より早く指名されたミリチッチへの皮肉を込めて、オフにホテルの予約をとる際にはミリチッチの名前を使用している。

 

6.Chris Kaman

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あまり03年組のイメージは無いかもしれないが、実はウェイドの次に指名されている。当時低迷していたLACに入団し、ルーキーながらフル出場を果たしその内61試合が先発出場、平均22.5分と十分に存在感を示した。その後も2年目3年目と成績を伸ばし、 守備型の7フッターとして活躍を続けた。

ブロックやリバウンドを得意としていた彼だが徐々に得点力も向上、左右両手でシュートを放てるという器用さに加え、FT%もキャリアで74%とセンターにしては悪くない数字である。

キャリアで唯一オールスターに選ばれた09-10シーズンには34.3分の出場時間で18.5点 9.3リバウンド を記録している。

 

7.Kirk Hinrich

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大学時代はSGをしていただけありNBAでもコンボガードとして活躍している。

『キャプテン・カーク』という愛称の通り、チームリーダーとして司令塔を担うことが多い。

指名されたCHIで1年目にして平均35分の出場時間を貰い、12.0点 6.8アシストを記録。 メロ、ウェイド、ボッシュレブロンと並んでオールルーキー1stチームに選ばれている。また06-07シーズンにはオールディフェンス2ndにも選出されており、守備に対する評価も高い。

 

 

 

 

ここで、急に指名順位が7位から18位までとびますが、お気になさらずに(ピートルスやコリソンなど個性的な良いメンバーがいるものの、紹介し出すとキリがないんです)。

 

18.David West

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全盛期には地味ながらリーグ屈指のPFとして活躍した03年組の1人。屈強な体を駆使したポストプレイ専門かと思いきや、ハンドリング能力も高い上に正確なジャンパーも兼ね備えている。

実はオールスターにも2度選出された実力者だが、長く在籍したNOHとINDで1度も優勝できず、一昨季には優勝を求めてSASに在籍。そしてSASの選手としてGSWにPOで負けたのち、GSWに移籍している。

ところで上の写真、なぜウエストだけ2枚並べたか分かりますか?分からなかった方はまだまだ甘いですね(´・∀・`)

レブ郎トリックに掛かってしまっています。

左の選手、本当にウエストですか?

(多分ほとんどの方はすぐに気付いたと思いますが...)

 

21.Boris Diaw

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恐らく彼ほどポジションレスな選手は現在のNBAにはレブロン以外にいないのではないだろうか?バスケIQが非常に高く、チームに必要なものを見出しては確実にこなせる実力を持ち、移籍を繰り返しながらも行く先々で20分〜35分の出場時間を確保する『とにかく使いやすい選手』。しかし写真の通り、自分の体重管理(というよりコンディション管理自体)が苦手で、SAS在籍時にはチームから体重を一定以下に保ち続けることを条件に成功報酬を提示されていたほどである。

そんな彼だが、05-06シーズンにはPHXでPGをしていたナッシュが故障離脱するとディアウが代わりにPGも務めアシストを量産。結局その年のMIPを受賞するなど、とにかく様々な代役になれる選手である。

ちなみにフランス人であるディアウの母親もバスケ選手で、フランス最高のセンターと言われている。

 

27.Kendrick Perkis

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03年組の中で最も『Shaqtin' A fool』に登場しているであろう有名人。しかし、彼はただマヌケな選手というわけではない。高校最終年には平均27.5点 16.4リバウンド 7.8ブロックを記録し『ベビー・シャック』とまで呼ばれていたほどの選手である。

しかしNBA入り1年目は平均3.5分の出場時間に留まり、10試合の出場に終わってしまう。2年目も平均9.1分の出場ながら60試合に出場、タフなディフェンダーとして少しずつ知名度も上がっていく。

そしてKG、ピアース、アレンのBIG3結成年にはシーズンを通してスターターとして出場。以降も目立たないスタッツとは裏腹に確実に自らの仕事をこなし、08-09のPOではORLとの対戦でシーズン平均20.6点のD・ハワードをシリーズ平均16.4点に抑えるなど守備力を発揮していた。

一方でオフェンス力はほぼ皆無、ゴール下以外のシュートは基本的に打てず、守備に専念するタイプの選手である。

稀にドライブを仕掛ける場面も見られるが、彼が普段しないようなプレイをした時は大抵ファンブルとなってしまう。また、ミスした際に明らかにファウルが無かった場面でも審判に文句を言う場面が多く、お茶目な選手である。

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とりあえず1巡目で紹介を終えよう...

 

どうだっただろうか?

『この選手も03組だったんだ!』という選手もいただろう。こうやって改めて見直すとやはり歴代屈指の豊作だったことが分かる。

ちなみに03年組からオールスター選出経験のある選手は9人であり、03年組以降の各組からのオールスター選手は最高でも6人となっており、やはり03年組だけ少し差が開いている。

今や03年組のほとんどが引退寸前もしくは衰えが見え始めている選手が多く、ベテランの域に入っている。

しかし、レブロンだけは未だにリーグの頂点に君臨し続けている。ブログのタイトル通り私はレブロンファンであるが、贔屓目を差し引いても現役選手トップであるというのは間違いないだろう。

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ちなみにそのレブロンだが、実は多くの同年組選手とプレイしている。

例えば先ほど紹介したウェイド、ボッシュ、パーキンスがそうだ。

加えてダンティ・ジョーズ、モー・ウィリアムズ、ジェームズ・ジョーンズ、カイル・コーバーも03年組であり、レブロンとチームメイトになった経験がある(もしかしたらまだいるかもしれません、記憶に頼って書いたので...)。

 

03年組に関してはレブロンのドラフト年というだけで私は少し応援しているところがあるが、特にメロは優勝経験が無いだけに何とか引退までに優勝してほしいところである(現チームの状況は散々だが...)。

一部では『史上最高のオールラウンダー』と評される03年組最高にして現役最高でもあるLeBron Jamesが、少しでも長くNBAで輝き続けることを私は願っている...

 

最後の最後に...

最後まで読んで頂きありがとうございました。本当に暇すぎて時間の有り余る方は是非下記のリンクから動画をどうぞ。笑

2003 NBA Draft - YouTube